愛知県で交通事故の多い交差点ランキング

愛知県で交通事故の多い交差点ランキング

日本損害保険協会は、愛知県での令和二年における交差点の事故状況を発表しました。交通事故状況の推移では人身事故件数、死傷者数ともに年々減少していますが、人身事故における交差点の割合は、交差点及び交差点付近が45.3%を占めています。また、65歳以上の歩行中・自転車乗車中の交通事故死者数の割合でも、交差点及び交差点付近が59.3%を占めています。

県内の交通死亡事故は、愛知県警によると半数以上が交差点付近で事故が発生しているようです。令和二年の5つのワースト交差点は、本山交差点(ワースト1)、千早北交差点(ワースト1)、千郷町交差点、矢場町交差点、矢場久屋東南交差点で、本山交差点、千早北交差点は共に、五差路の交差点となっています。この5か所で、49件の事故が発生し、追突事故が特に多く、次いで右折事故、右折直進事故、左折事故となっています。

ワースト1の千種区の本山交差点では、右折車と歩行者の事故が多く、県警は「右折する車」と「歩行者」の事故対策に重点を置き、車が右折するタイミングと歩行者が横断歩道を渡るタイミングが重ならないように信号を設置しました。また、こちらもワースト1の中区の千早北交差点は、5つの道路が入り組んだ五差路の交差点で、右折待ちの車が多く連なります。この交差点は広くて長いので、歩行者も一回で渡り切ろうと車への安全確認がおろそかになるため、歩行者にとっても注意が必要になります。

また、日没が早くなる季節は特に注意が必要です。人や車が活発になる夕方5時から7時の時間帯は、日没が重なり、非常に見えづらいことから事故の多発原因の1つと考えられ、「魔の時間帯」と呼ばれています。歩行者は、自身が注意することはもちろん、道路付近に歩行者がいることをドライバーに認識してもらうよう、明るい色の服装を心がけ、反射材を利用するなどの対策をすることが大事です。また、ドライバーは暗くなる前に、早めのヘッドライト点灯を心掛けましょう。

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